人生設計(ライフプラン)は目標と目的のためにとても大切なこと

※写真はフリー素材を使用し、イメージです。

 

ライフプランとは??

将来に向けた人生を建築物の設計図に例え、ライフプランといいます。

人生の中では、入学、就職、結婚、子どもの教育、住宅購入など、さまざまなイベントが発生し、そのときどきで資金が必要となります。

子供の時などは親からその必要なお金は与えられることが多いかもしれません。

ですが、20歳を超えてもしくは大学を卒業してしまえば、自分で支払うことを想定して、人生における各種イベントに対し、どのくらいのお金がかかるかを考えて準備したり、あるいは病気や災害といった想定外の事態に準備しておく必要が常にあります。

特に労働という点を考えた場合、老後の生活での収入面は不安が伴います。

 

貯蓄か投資か

ライフプランを踏まえ、実際にどのようにお金を準備していくか?将来に向けてお金を準備するには、「資産形成」を行っていくことになりますが、「資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。

一般的には、「貯蓄」とはお金を蓄えることで、銀行の預金などがこれに当たります。一方、「投資」とは利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
銀行などに預けている普通預金などは、基本的に「自由に引き出せるお金」と言えるでしょう。日常生活資金を始めとした、すぐに必要となる可能性のあるお金は、こうした自由に引き出すことのできる(流動性が高い)「貯蓄」の形で、持っておくことが大切です。
一方、教育や老後資金など、今すぐに必要にならなくても(即時性)、将来のために増やしていきたいお金は、株式や投資信託などを利用した「投資」の形で、長い期間をかけて少しずつ増やしていくと良いでしょう。

これらの「投資」の形で持っていると、お金として引き出して使うためには、投資した資産を売却して現金に換えるなど、一定の手順を踏む必要があります(流動性が低い)。

また、値上がりや利益の分配などを通じて、預貯金よりも利益を得られる可能性が高いという性質がありますので、一般的には、ある程度、先を見越した蓄えのために活用するのに向いています。

 

※写真はフリー素材し、イメージです。

複利効果

投資には、中長期的に行っていくことで、投資資金を運用して得られた利益を更に運用されて増えていく「複利」が可能です。

「投資期間」と「複利」の効果には関係があり、投資期間が長いほど、複利効果も大きくなる傾向があります。

また投資期間が長いことで、投資による価格変動リスクが低く抑えられるため、安定した収益が期待できます。

ただお金を貯めるのではなく何目的のお金なのか?

つまり、目的別に貯蓄と投資を使い分けることが大切なのです。